アメリカでVerizon(ベライゾン)のプリペイドSIMを使ってみた

去る2020年3月3日~14日にアメリカの西海岸を旅行で行っていましたが、その際に全米で一番繋がるVerizon(ベライゾン)のプリペイドSIMを利用しました。その際に日本語のVerizonのプリペイドSIMを使用した記事があまりなかったので少しでも皆様のお役に立てたら良いなとブログを書こうと思いました。

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そもそも 現地SIMについて、そのSIMはどうやって使うの?

私は3年前にイギリスに行って以来、2年前にイギリス、フランス、昨年に台湾(1月と3月)、アメリカ、そして今回のアメリカと海外に渡航しましたがすべて現地の通信会社のSIMを買い、プリペイドプランを使って通信をしています。なぜ使用するかは日本で使っている通信会社(私の場合はNTTドコモです)のローミングプランや海外用のWi-Fiルーターなどを借りるよりも(基本的に)安く付くからです。

特に台湾では私の経験では4日でパケット通信量無制限で1100円くらい(たしかNT$300くらい)で通信できた記憶があり、2年前に欧州でも10日くらいで英国のSIM(eeという会社のものを私は利用しました)を使用して当時8GBで3600円くらい(25英国ポンド)で利用できました(2020年5月にeeのサイトをのぞいてみると20英国ポンドで15GBの通信が出来るプランもあり、もっと安くなっていました)。もし日本のキャリアのものを利用していると24時間980円×日数の値段がかかりますので、だいたい半額かそれ以下になります(2020年現在では日本の携帯電話会社のローミングも1週間で5000~6000円くらいで利用できるプランがあるようですが)。

ヨーロッパの中にある電話同士で通話したり、ヨーロッパの携帯電話会社のSIMを利用して他のヨーロッパの国で通信する際にはローミングの費用は発生しないため、物価の安い東欧諸国や通信料が安価なイギリスのSIMを利用するのが安いです。ヨーロッパの国 : Austria, Azores, Belgium, Bulgaria, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Canary Islands, Denmark, Estonia, Finland, France, French Guyana, Germany, Gibraltar, Greece, Guadeloupe, Guernsey, Hungary, Iceland, Ireland, Isle of Man, Italy, Jersey, Latvia, Liechtenstein, Lithuania, Luxembourg, Madeira, Malta, Martinique, Mayotte, Monaco, Netherlands, Norway, Poland, Portugal, Reunion Islands, Romania, San Marino, Saint Martin (French), Saint Barthelemy, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, Switzerland and Vatican City (Italy) (引用元 英国ee What countries are in the EE Europe Zone? )

現地の通信会社のSIMを買っても、日本の携帯電話会社のローミングを使用しても、海外用Wi-Fiルーターを借りても(現地の携帯電話の電波を使用している限り)避けられないことなのですが、日本のようにどんな田舎に行っても携帯電話が通じるというのは欧米では当たり前ではなく、アメリカの田舎でも特に西海岸の田舎では携帯電話が全く通じない田舎もよくあり、私も今回の旅行においてそのような田舎を30分~1時間くらい連続で通ったこともあります。Google Mapsでは自動車のナビ開始ボタンを押せばルートの地図は全てその時点で読み込まれるので出発時に携帯電話の電波を受信していれば問題ありませんが、目的地が電波の通じない田舎や国立公園から別の目的地に向かう際などは注意が必要です。欧州でも2018年にイギリスに行った際、ロンドンの地下鉄の駅に入った瞬間に携帯電話が通じなくなってどの地下鉄に乗れば良いか分からなくなったなども経験したことがあります。日本の携帯電話の通信料が世界的にも高いと言われていますが、これは日本では広範囲で安定した高品質の通信が行えるようにキャリアが基地局を整備しているからであって、日本のレベルでサービスを提供していない諸外国と値段だけを比べるのは難しいと私は思います。

大幅に話が脱線してしまいましたが、海外の現地の通信会社のSIMを使用するにあたっては所持している携帯電話のSIMロックを解除しておく、ないしはSIMフリーの端末を用意する必要があります。ここでSIMロックとは何か、SIMロックの解除方法、SIMフリーの端末を用意するやり方などが理解できない方、英語があまり出来ない方は英語で書かれたWebサイトでSIMの有効化を行うなどこの後の話に付いていくことが厳しいと思いますので、現在日本でお使いの通信会社のローミングプラン、もしくは海外用のWi-Fiルーターなどを借りることをオススメします。携帯電話会社のローミングプランもここ1、2年で急激に安くなったので、海外用のWi-Fiルーターレンタルの方が優位であることも無くなってきました。海外Wi-Fiルーターを借りるのが1番ハードルが低いと思われます。この業種ではテレビのCMでは頻繁にイ○トのWi-Fiがよく宣伝されていますが、W○-Hoなど他の同業者に比べて高い傾向にありますね(広告費が高いのでしょう)。

Verizon(ベライゾン)とは?

Verizon(ベライゾン)はアメリカ合衆国で展開されている通信会社です。アメリカにはVerizon、AT&T、Sprint、T-mobileなどの携帯電話のキャリアがあり、携帯電話はベライゾン・ワイアレスという会社が行っています。全米で一番つながり、特にグランドキャニオンではドコモのローミングで他のキャリア(AT&TやT-mobile)を試しましたが、これらのキャリアで圏外のところでもつながり強みを感じました。しかし、AT&TやT-mobileほどあまりプリペイドにはやる気がないようなのか、AT&TやT-mobileのプリペイドSIMほど手軽には手に入りませんでした。半年前にニューヨークやワシントンD.C.など東海岸に行った際はAT&TのプリペイドSIMを利用しましたが、東海岸では特に不便を感じなかったので、東海岸に行かれる方はAT&TのSIMなどでも良いような気がします。

Verizonでもホースシュベントなど全域で繋がる場所やグランドキャニオンやヨセミテ国立公園、The Waveなど一部つながる場所もありますが、アンテロープキャニオンやデスバレー国立公園などVerizonでも完全に電波が通じない国立公園もあります。

どこでVerizonのSIMカードを入手できるか

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入手するものは上の画像のような “Bring Your Own Device” とパッケージに大きく書かれたもの(SIMカード本体)、あとはチャージ用Refill(金券)です。私は下の画像にあるように、$50のものを購入しました。”Bring Your Own Device” の意味は「あなた自身のデバイスを持ち込む」という意味でそのまんまですね。他のブログの記事を読むと、Verizonのショップにはこのパッケージをおいていないという記事を見ますが、私はたぶんそんなことはないと思うので(知らんけど)、Verizonのショップに行かれた方でこのパッケージがあったというご報告をコメントなどでいただければ幸いです。

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通信量(料)ですが、2020年3月現在以下のようなプランでした(引用元 : Verizon公式サイト)。無制限以外のプランはテザリング可能で、16GBのプランと無制限のものはカナダとメキシコに通話が可能なようです(未確認)。

2020年3月現在 2020年5月現在
1GB(通常500MBで無料で2倍キャンペーン) US $30 プラン廃止?
6GB(通常3GBで無料で2倍キャンペーン) US $40 US $35
16GB(通常8GBで無料で2倍キャンペーン) US $50 US $45
無制限 US $70 US $65

僕は全米最大手のスーパーマーケット Walmart(ウォルマート)の中でも高速道路沿いや田舎など、都心部の少し郊外や田舎にある大きい店舗であるWalmart Supercenterで入手しました。SIMカードだけなのに価格は9ドルぐらいします。他のブログには家電量販店のBestBuyで入手したという報告がありますが、以前ニューヨークのBestBuyでVerizonのこの “Bring Your Own Device” の見本はあったのですが、在庫切れで入手できなかったケースや、BestBuyを訪れてもそもそもコレをおいていない場合もありました。Walmart Supercenterでは前回東海岸(バージニア州のWalmartだったと思います)でも、カリフォルニア州やアリゾナ州など西海岸のWalmartでもほぼ百発百中で在庫がありましたので、Walmart Supercenterをオススメします。Walmartのなかでも “Walmart Neighborhood Market” という食品に特化したところでは置いていませんでした。またWalmart以外のスーパーにはAT&TやT-mobileのSIMカードは置いていても、Verizonのものは置いていない場合がほとんどでした。

レンタカーを借りていれば大きな道沿いにWalmart Supercenterが存在するので比較的入手は容易であると思いますが、レンタカーを借りていない場合はWalmart Supercenterに行くのは厳しいと思いますので、Walmart SupercenterまでGoogle Mapsで向かう場合は、docomoやau、SoftBankから24時間毎980円で提供されている海外のパケットプランを利用すると良いかと思います。

Refill(金券)を使用しなくてもクレジットカードでも課金が可能と公式サイトには書いていますが、日本のクレジットカードで課金が出来るかどうか分かりませんし(米国では国外発行のクレジットカードを受け付けない場所も結構ある)、課金できたところで継続課金をされてしまう可能性(登録解除忘れなど)考えればWalmartでRefillを購入した方が良いと思います。一部ではこのRefillを買うのに現金でしか購入できない店もあるようですが、Walmartではクレジットカードで購入可能ですのでRefillを購入することをおすすめします。

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下部を引っ張ると上のSIMカードとSIMカードのトレーを開けるためのピンまで入っています。ヨーロッパなどに行くとSIMカードのは2~3米ドル程度で購入できますが、このSIMカードキットは9米ドルくらいしました。結構コストがかかった構造な為でしょうか…

アクティベーションの方法(開通作業)

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上の画像はSIMキットに入っていた説明書です。SIMを刺した後に①インターネット経由で開通作業を行う、②(+1)-866-893-7723 に電話をかけるのいずれで開通が出来るということです。私はWalmartの中のフリーWi-Fiで開通作業を行いました。電話をかける方法は電話の音量が非常に小さかったのと早口な英語なため、英語力に相当の自信のある方以外はオススメしません。

以下、インターネットでの開通作業の方法を紹介します。ここではiPadでアクティベーションを行っていますが、iPhone 6Sに入れたSIMカードをアクティベーションしています。

手順① SIMを刺す。

SIMカードのキットにはiPhoneなどでSIMカードのトレーを空けるためのピンまで付いている親切設計です。iPhoneでこのSIMトレーを開けるにはピンを穴に強く押し込むと、SIMカードのトレー(引き出しのようなもの)が出てきます。この際、日本で使用しているSIMカードを紛失しないように注意しましょう。

手順② アクティベーションしたい端末を起動し、Verizonの電波を拾わせる。

手順③でIMEIという番号を入力しなければいけないので、電波を拾わせます。当然機内モードは解除してください。IMEIというのは通信会社からそのデバイスを認識するための番号です。つまり、Verizonの電波を使いたい端末で拾った状態でないといけません。日本の携帯電話だと電話のアプリで「*#06#」と入力するとIMEIを見ることも出来ます。

手順③ Verizonのサイトでアクティベーション開始

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IMEIの入力を行います。

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認証が上手くいくとこのような画面が出ます。SIMカードをあらかじめ用意しているので、下の”I have a SIM card”にSIMカードの情報を入力します。SIM IDはSIMカードの裏面にあるバーコードのうちの、下の方の桁の多い方の番号を入力します。

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次にプランの選択です。私は16GBで50ドルのプランを選択しました。

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次は国際電話のプランです。日本とのやりとりはLINE電話などでやりとりする場合は不要なので、下の”Not now”でスキップできます。

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会計の確認画面が出てきます。Checkoutで会計をしましょう。

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この次に氏名、メールアドレス、電話を入力するところが出てきます。基本的には電話はかかってきませんので、知り合いの電話番号もしくは米国の電話番号の使える無料のSMSのアプリ(Text Free、Text PlusやText me)の番号を入力するか、最悪宿の電話番号を指定しましょう(責任は負いません)。

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次に住所です。宿の住所で構いません。

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“Would you like to keep your current number ?” の項目ですが、これをYesにしてしまうと先述の適当な電話番号を使用してしまうことになるので、絶対に”No I want a new number”を選びましょう

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次に電話番号の指定です。アメリカでは日本のように090や080などで始まるような番号といった携帯電話の専用番号がなく、全て固定電話と同じ番号でやっています。しかし、携帯電話なので好きな地域の市外局番を選ぶことが出来ます。 ニューヨークが良ければニューヨークの郵便番号(Zip Code)、ロサンゼルスがよければロサンゼルスの郵便番号を調べて入力しましょう。私は宿の地域の郵便番号で行ったためロサンゼルスの市外局番である310を選びました。

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確認画面が出てきますので、よろしければNextを選択してください。

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次に支払い方法です。Refillを購入したため、Verizon Wireless Prepaid Refill Cardを選択します。

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最終画面です。入力したことが正しければ、”Complete your order”を選択。

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“Great, your account is ready.” で認証が完了します。

“Your phone number is”のところが携帯電話の電話番号となります。

後述するデータ量の確認などが出来るアプリで必要なため、メモをしておくことをオススメします(一応iPhoneの電話アプリの連絡先 > 自分のカードで電話番号が表示されると思いますが念のため)

手順④ 開通まで待つ。

ここから15分程度で開通すると取扱説明書に書いていましたが、私は30分くらいかかりました。

 

 

以上で開通は完了です。このSIMですが、なぜか私のiPhone XSでは開通できなかったため、iPhone 6Sで開通作業を行いました。開通したSIMを使いたい端末で使用することは可能ですので、その後私はこの開通したSIMをiPhone XSで使用しましたが不自由なく使用出来ました。

この開通できなかった理由ですが、ちゃんとした理由は分かっていないので推測ではありますが昨年の9月にアメリカの東海岸に行った際にAT&Tを開通させてしまったことも理由にあるかもしれません。そのため、既に他のキャリアなどで開通させた端末の方は注意した方が良いかもしれません。

データ量の見方などはVerizon公式アプリを入手し、データの量を確認することが出来ます。アプリの設定の仕方ですが、スクリーンショットを撮っていなかったため奥の方の画面まで紹介することが出来ず大変申し訳ありませんが、簡単に載せておきたいと思います。

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オープニング画面、”Sign in”を押します。

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開通作業ではアカウントを作成していなかったため “create an account”を選択

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ここで、先程取得した電話番号を記入します。

ここから先が日本では出来ないため、紹介することが出来ませんが以下のようにアプリでデータ量を確認することが出来ます。

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大変長い記事でしたが、VerizonのプリペイドSIMを利用した記事がなかったため執筆いたしました。

以上です。

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